バスに揺られてマカオのフェリー乗り場へ。

そこからさらに1時間かけて香港のセントラルへと戻ってきました。


弾丸マカオ旅行はほんの数時間のこと。

それでも結構カジノのデカさ、装飾は衝撃で
なんだか夢を見ていた感じ。。。


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時間は6時頃。

実は先日あった格闘家のKennyと再度夕食を一緒に食べる約束をしていたのです。


一緒にトレーニングする予定だったけれどKennyのクライアントの関係でトレーニングはキャンセル。

一緒に香港の一台食文化でもある

「Da Pai Dang 大排挡」 

を楽しむことに。


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時間があるのでとりあえずセントラル周辺をぷらぷら。

夜の雰囲気も賑わっていていい感じ。

新宿のようなお酒の陽気さに包まれています。


時間になったのでDonki(日本のドンキの香港店)前へ。

香港版のドンキの歌が流れる中Kennyを待ちます。



しばらくしてKenny登場。
ガッチリ体型に黒縁メガネ、笑顔を特徴的なナイスガイです。



お店は実はドンキのすぐ裏。
薄暗い小道に異様な人混み。

セントラルという中心街なのにものすごいローカル感が漂う場所です。

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プラスチックの椅子やテーブル。
安っぽい雰囲気に異様な熱気。

そこに運ばれてくる料理の数々はこの小さなキッチンでシェフ一人で回しています。


それを待つ長い行列。
香港でも少なくなってしまった伝統的なDa Pai Dangのお店の一つだそう。

Chan Sze Kee」

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提供が早いので行列も20分ほど待って着席。

とりあえずお気に入りになったラガービールBlue Girlを注文し、飲みながら料理を選びます。

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一枚のラミネートされたメニューに詰まった料理の数々。
Da Pai Dangとはこうした小料理を何個も頼んで複数人で楽しむ中華の形式らしい。


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注文して間も無く、速攻で出てくる料理の数々。
一体どうやって調理しているのか疑問なくらいの速度。
テーブルも結構あるので下準備が相当されている様子。


味は少し塩気強め。
ビールを飲みながらだとちょうどいいです。


これをつまみながらKennyとトレーニング話。

スクワットやデッドリフト、過去にあった怪我の話など。。。

会話内容がものすごい筋トレメイン笑


そのせいか、食事の後に彼の所有するジムへ行くことに。


セントラルから程なく雑居ビルの一角に場所を借りているとのこと。

以前行ったミシュラン店のYat Lok Restaurantと同じ通りを下ってすぐ
エレベーターを上がるとそこにKennyのジムがあります。


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こじんまりしたなかでも小綺麗で必要な道具が全部揃っています。

リングにグローブ、ウェイトなどなど。

自分は以前デッドリフトで腰を痛めたので、
その話をするとすぐさま姿勢矯正、
椅子に座った状態からの立ち上がり、 
ウェイトを持った時の腰の位置や肩の位置などを熱心に教えてくれました。

この人、ほんとにトレーニングがすきなんだろうな。
この一瞬でそう直感させられる出来事でした。

器具も満足いくものをとアメリカから個人輸入。

レッスンも個人でワンツーマンで教えているとのこと。


人柄や熱心な姿勢もあって人気な講師になっている様子。

好きなことで生活できるって素敵なことだなと、Kennyの笑顔から読み取れます。

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彼の日本好きなとこや、人当たりの良さ、好きなことへの姿勢はとても素敵なものがありました。


無愛想とよく言われる香港だけれど、
実際そんなこともなく、人知れず人情に溢れている街なんだと感じます。


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