ツナ日記 〜オーストラリアでの記録〜

シドニーでシェフをしています。 新しい発見や面白いこと、趣味の話などさまざまな興味関心を綴っていきます。

結局3月に行った香港・台湾旅行を書いていたら今年も終わりに近づいてしまいました。

オーストラリアブログなのにオーストラリアのことや他の旅行のことを書けてなさすぎて、
なんだかなーって感じです笑

まあ、それだけ日本愛を感じた香港と台湾だっただけに思い返しながらブログを書けたのはいいことです。




というわけで、旅行最終日の台湾5日目。

昨晩セバスチャンとお昼にジムに行く約束をしていたのでその前に観光有名地の

龍山寺

へ行きます。

実は既に行ったことがあるのだけれど、
お寺好きなレミが一緒にお参りに行きたいと言うので、空きのある朝の時間帯に立ち寄ることに。


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実はこの周辺は治安があまり良くないらしく、違法風俗営業の「茶屋」があちこちにあるらしいです。
朝から台北駅近くのホステルから歩いて行ったので3回ほど声をかけられました。

セバスチャンが言うには、コロナも元々はこの周辺から広がったらしく、
海外で感染していたパイロットがこの周辺の「茶屋」で濃厚接触。
それを始まりに不特定多数の人を介して感染が広がったのだとか。

もともと違法営業で実態の掴めない営業なので、国の介入も難しく、そういったグレーゾーンがコロナの温床になってしまったのだそうです。


お寺参りをした後は遅めの朝食。
油飯という炊き込みご飯のようなものを露店で購入しました。

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簡単にビニール袋に包んでくれるだけのお手軽感。
暖かく味もしっかりしていて結構美味しいです。

そこからさらにすぐ横の通り(スラム街のような寂れよう)にあるお店で追加のブランチ。

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中華おでんや麺料理を出している感じのお店。
お客さんもギャンブルの話ばっかりしているようで、この周辺の治安の悪さを感じさせます泣

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すぐに出てきたおでん。日本では見ないような豚の内臓などもあります。
よく煮込まれているので柔らかく食べやすい。
ちょっとしたソーセージ感覚。

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冷麦みたいな細麺に簡単な味付けをしたものと、魚のスープ。
どれもシンプルで朝から食べやすいです。

食事を早急に済ませ、次はジムに向かいます。
レミはその後他の友達とお寺巡りをするらしく、友人の車を待つことに。

優しいことについでにジムまで乗せて行ってくれました。

友人カップルはどうやらシャイらしく、日本のことが好きだけど怖くて日本人に話しかけれないとのこと笑
それを仲介してくれたレミのお陰で「日本が好きです」と伝えてくれました笑
もちろんこっちも「我喜歡台灣」と伝えてお別れしました。

短い時間だったけど素敵な瞬間でした。

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やってきたのは

中正運動中心

格安で運動ができるのでセバスチャンの御用達ジムだそう。
ここで軽く1時間ほど運動をして、ランチへと向かいます。

遅めに起床したアサヒと合流し、電車で大同区へ。

小道にあるヴィーガン料理のお店

Mukuchi Kitachen & Bar



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小綺麗でさっぱりした店内。メニューも多いわけではなく、ヴィーガンラーメンを提供している雰囲気のいいお店です。


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豆腐や豆をうまく使った料理はどれも美味しく、案外面白いお店でした。


食事を済ませて三人で

迪化老街

へと向かいます。

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骨董品やナイフなどあったり、

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ストリートフードも盛りだくさんで昼から観光客で混み合っています。

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ところどころ台湾の切なさみたいなのを感じ取れていい雰囲気の地域でした。

そこから歩いてすぐのところ、

Dadaocheng Wharf Container Market

へやってくると一転、酒の雰囲気。

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いろんな台湾のローカルアルコールが楽しめます。
こんな感じで楽しく幕を閉じた台湾旅行。
5年ぶりに再会したアサヒ、セバスチャンも相変わらず元気そうでした。

次は日本で会う約束をして、台湾駅でお別れ。

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帰る途中にまた来ることを考えてしまう、そんな素敵な国でした。



台湾在住ドイツ人のセバスチャンと夜市巡りを終え
電車に乗って台北駅へ戻ってきました。

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これは北門というかつての関所。
台北駅周辺を歩いたことがある人なら見たことがあるかも。


セバスチャンと久々の再会なので
話の流れでこれから街を歩いて回ろうと言うことになりました。


セバスチャンはドイツ人。
かつて医学の研究のため来日し、名古屋大学を経て台湾大学で研究をしていた優秀な人です。
そういうバックグラウンドもあって、
会話は分析力があって批判的、ウィットに富んでいます。

今は研究職を辞め、子供たちに科学や、英語・ドイツ語を教えているとのこと。


今回は夜散歩をしながら、彼の話を聞いてまわります。

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これは夜の二二八和平記念公園
二二八というのは台湾で起きた大きなデモ事件二二八事件のこと。

台湾が日本統治から中国統治へと移行した後、
1947年2月27日に路上のタバコ売りの台湾人女性に中国役人が不当な暴行を働きました。

その翌日2月28日、事件に激昂した台湾国民が市庁舎へ押し寄せ抗議デモを行い、
それに憲兵が発砲。
事態は一気に緊張が高まり、台湾が中華民国政権を忌諱(きき)する決定的な出来事となったのがそれです。

話によれば、当時の人は日本式の教育を受けていたので、
多くの人が日本語と中国語を使うことができたとのこと。

この事件で蜂起した台湾の人々は、ラジオを通して同志に訴えかけました。
そこで日本語を使い「立ち上がれ」と呼びかけたのは、
今の台湾-日本の親しい関係性を作る元とも言える話だと思えます。

この話を聞いた時は日本人として心を打たれました。
彼らの中に日本が一つのアイデンティティとして宿ってる証だといえます。

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その公園の周りには台湾の中枢機関が多くあります。
台湾の政治、信条を示す建築物が並ぶ地域といって良さそう。


これはセバスチャンがかつて働いた台湾大学病院。
この中の研究施設で台湾大学の研究員として従事していたそう。


医者ならではの面白エピソードとして、
偉い医師ほど白衣の丈が長くなる、らしい。

医薬品を販売したいセールスの人はそれを判断基準に廊下で待ち、
白衣の丈が長い医師を見れば話かけて来るそうです。

研究員にそういった権限はないものの、
研究員に限っては白衣の丈は役職関係なしに長い。

そのため、勘違いしたセールスが常に付き纏ってくるというトラブルに巻き込まれるそうです笑

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これはその病院の横にある海事博物館。

かつて政権交代の選挙があった時は、
この周辺に國民党(Guo Min Tan)という中華民国寄りの政治団体支持者が集まりデモをしていたんだそう。
というのも、その向かいに国家総統府があるから。

その近くに市民スポーツセンターがあるのですが、
そこのトイレを借りに支持者がやってきて中をジロジロ見回して失礼な連中だと
セバスチャンは愚痴っていました。


セバスチャンの面白いところは他文化出身者であること。
それを基準に台湾の内情を探ると、少し違った視点で見ることができます。

彼が言うには台湾の人は直前まで気分が変わりやすいとか、
決めたことに対して頑固だとか、
そういった国民性を感じるそう笑

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もう少し歩いたところにある

自由廣場


観光地として有名です。

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夜に来ると人が全然いなくてライトアップがとても綺麗。
セバスチャンは台湾大学病院勤務時代、ポケモンGoをしにやってきていたそうです笑


ここでセバスチャンとはお別れ。
また明日アサヒ、セバスチャンペアと合流し、
台湾の最終日を楽しみます。 


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淡水で台湾人の友人アサヒと別れ、
台湾在住ドイツ人のセバスチャンと次の目的地

士林夜市(Silin Night Market)


へ向かうことに。

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淡水から電車に乗って駅を少し台北方面に戻ったところ。
劍潭(Jian Tan)という駅で降ります。

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まだ夜市の手前ながらすでに路上はこの人混み。

セバスチャンが言うには、士林夜市は観光客が多くものすごい混むとのこと。
なので台湾に長く住んでる人ほどこなくなるんだそう。

確かにこの人混みは疲れそう笑


屋台が見えてきたらそこはもう夜市。
お店が一気にでてきます。

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夜市に入ってすぐ脇に豚の血で作ったケーキ?を串に刺したものを売っていたので購入。

値段はNT$30とかだったかな?
ピーナッツのパウダーをまぶし、コリアンダーを乗せてくれます。

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ちょっと暗いけど見た目はこんな感じ。
ピーナッツの香ばしい香りに豚の血のケーキも豆腐みたいで美味しいです。
名前を聞くと不気味だけど、味にそんなにクセはなく、先入観を取り除けばおいしい一品。

案外自分の中では高評価な料理でした。

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道を進むほどに出てくる店と人。
日本人もたくさん観光に来ていました。
もちろんヨーロッパ系の人もたくさん。
この熱気に観光客は興奮してしまうかも。
しかしながらこれを毎晩やるというのはかなりクレイジー。
もはや一大イベントレベルの混みようです。


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路地裏も飾り付けされていたり、小さな店が出ていたり。
この地域、人がいない場所がありません。

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これは肉饅頭。
その場で作ったものをすぐに焼いて、そのまま売っています。
中身は熱々で肉汁が垂れてきます。
一個NT$50くらい。

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なぜかその横に展開する二郎系ラーメン。
NT$190くらいするので、二郎系ラーメンは決して安い分野ではなさそう。
なんでもあるんだな。

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次々と出てくるお店。
これは麺料理のお店。
豚系のスープみたい。

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巨大なイカの丸焼き。
見た目のインパクトがすごい。

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大行列だったキノコ焼きのお店。
看板にあるように味付けが9種類もあって選べます。
ライムや海苔など様々。

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これも饅頭のお店。
どの店も常に料理を作り続けています。
いそがしいな笑

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再度エアガンに挑戦。
もちろん全弾命中で景品ゲット。
おしゃんなおもちゃを手に入れました。
ゲームはNT$100ほどと少し高め。

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台湾の人気料理オイスターオムレツのお店。
目の前で料理するところが見れるのも夜市の醍醐味。

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その脇に並ぶ巨大な鍋の数々。
中華スープのお店?かな。

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ぐるっと回って夜市の看板のある入口方面に帰ってきました。
夜市はかなり巨大で色々食べて回ると結構な時間がかかりそう。
一回見て他行って、やっぱあれ食べたいって戻ると、
場所がどこだったか見失いがち笑
それも含めての食べ歩きが面白いアクティビティになっています。

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この夜市で有名な台湾式巨大フライドチキン大鸡排(Da Ji Pai)のお店。
この日見た中で最も長い行列でした。
揚げた唐揚げをグリルに置いて油を落とし、さらにカリカリにするという手法だそう。
1時間は並びそうな感じだったので、
泣く泣く断念。
代わりを探します。

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フライドチキンの代わりに串焼きのお店。
いろんな串が選べて楽しいです。

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最後に夜市に戻って豆花(Tou Hua)という豆腐のデザートのお店。

建發號傳統豆花

というお店。読めません笑

いろんなトッピングをして頂きます。

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お値段NT$50ほど。
仙草Herbal Jellyが結構お気に入り。
混ぜ込んで頂きます。
看板には日本語大丈夫と書いてあったのでメニューさえ読めれば日本語でもいけそう。

お店の席に座って休憩もできます。

これを締めに夜市巡りは終了。

めちゃくちゃ混んでるけど、この熱気は楽しいの一言。
観光なら行って損はない場所でした。 

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台湾旅行も残すところあと2日。
今日は日本で出会った友人2人、ドイツ人のセバスチャン、台湾人のアサヒに会います。


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まずはルーティン化してきた朝のホテルでまったり時間。
集合時間はお昼少し前なのでお茶でも飲んでくつろぎます。

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ホテルにあった日本語で書かれた台湾料理の本。
ピーナッツ豆腐美味しそう。
海外は自分の持つ常識を覆す宝庫。
オーストラリア戻ったら作ってみよう。


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合流場所は台北駅から少し行った西門駅。
彼らはこの近くに住んでいるとのこと。

終盤にしてやっとみる台北の都会サイド。
西門まで歩いて行き、合流ポイントで待ち合わせ。

横断歩道の向こう側から大手を振って現れた二人組。
相変わらず同じ表情。

アルコール大好きでいつもニコニコお調子者のアサヒに
クールで分析を欠かさないセバスチャン。

全く別キャラクターの二人なのに仲良しなところがバランス取れてて面白いです。

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駅のすぐ脇にあるヌードルショップで軽くランチ。

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街の定食屋って感じで料金も良心的。
サイドディッシュの充実度が嬉しい。

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出揃ったワンタンスープやヌードル。
奥の茶色い海藻をスープに浸すと食感が変わって面白いよとセバスチャンが紹介。
そんなことを知らないアサヒ。
台湾に生まれてもそんなことも知らないのかと揶揄するセバ。

喧嘩してるのか戯れてるのか笑



食後は電車に乗って淡水駅へ。

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駅を出てすぐに現れたマーケット。

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いろんな食材が売ってます。
チキンレッグを売ってるあたりが中華圏の食事って感じ。
これはもう代名詞的な料理と言ってもいいかも。

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まずは観光地巡り。
淡水は台北近郊の重要な港。
植民地時代の名残は海外から来るので、
どの国も港周辺にはそう言った建物が残ってるみたいです。


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入場チケットとアサヒがコンビニで買ったコーヒーを片手に見学開始。


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1600年ごろに来たポーランドからスペインが台湾を植民地化。
この建物はその頃の統治していたスペイン人家族が住んでいたもののようです。

台湾の歴史は興味深く
かつてはポーランド、スペイン、オランダと統治国が変わっていました。

1662年に清朝が中国本土から流入し台湾としてできあがり、
近代に入り日本統治を経て今の台湾になるわけです。

特に日本の影響は大きく、
下水や道路の整備、教育の強化などを徹底し台湾を近代化へ導いたと言われています。


その後、日本の敗戦を機に
本土中国より兵隊が台湾へ来たわけですが、
旧同胞として快く迎え入れたのとは反対に
その兵隊の身なりに横暴な振る舞い、
それに日本統治時代の政策により備蓄した2年分の食料を横領するなど、
台湾を極貧へと突き落とした過去があります。

それに失望した台湾国民。

「犬が去って豚が来た」とは有名な言葉。

そういったことが歴史として記憶にあるのか、
今の台湾と日本の仲を強めている要因と言われています。



何はともあれそう言った歴史を知るきっかけになる建物。
結構大きいのでぐるぐる見てまわります。

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高い天井に大きなベッドルーム。
広々としたダイニングルームなど中はまさにヨーロッパ。

異文化に来てもそのままヨーロッパの生活をしていたんだなと見て取れます。



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これは少し歩いた先にある別の建物。
これは日本統治時代の日本建築。

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ヨーロッパスタイルの建物とは打って変わって質素簡潔な日本スタイル。
間取りも小さく文化の違いが如実に建物に現れています。

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歩き回りながらいろんなものに飛びつくアサヒ。
歴史や文化などを解説してくれるセバスチャン。

二人はもともと名古屋にいてそこで知り合いました。
主に英語で会話しているけれど、セバスチャンはもう台湾に5年いるので最近は中国を勉強中とのこと。
簡単な会話ならできるそうです。

そんなことを話しながら、
文化観光を終えて王道観光地へやってきました。

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淡水の観光地は人でごった返しています。
昼間の夜市といった感じ。

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お手頃価格でストリートフードが楽しめるので楽しいばかり。
これはうずらの卵にジャコをまぶした串焼。


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これはミルク団子の串焼き。

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海辺を逸れて一本内側の道へ。
ここも店が所狭しと並び歩行者天国状態。

これから夜市へも向かうのでお腹にスペースをもって挑みたいところ。
淡水もグルメスポットとしては有名。
予定がなければもっと掘り下げたい地域です。

とりあえず三人でお茶をして久々のおしゃべり。


その後アサヒはこれから飲み会へ行くので離脱。
セバスチャンは自分と一緒に次の夜市へ向かいます。 

 
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朝食を終えて、コーヒーも飲んで、既にお腹いっぱいな状態ですが、
これから今日のメイン貓空(Mao Kong)へ向かいます。


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まずは電車に乗って動物園駅へ。
そこから歩いて数分のところにロープウェーがあります。

それが貓空(Mao Kong)へ直結しているわけ。

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ロープウェーでも電車やバスでお馴染みの悠遊カード(ヨウヨウカード)が使えます。
片道NT$120。
台北市民は半額?みたいなことを聞いたけど、誰も台北市民ではないのでうちらにはあまり関係ない情報。



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床がガラスになっている車両もあるらしいけど、そちらは本数が少なく長蛇の列。
待ってたら1時間くらい経ってしまうので、普通の車両で向かうことに。


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ちょっとガス気味な景色だけど、山を挟んで台北の町が眺めれます。

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ロープウェーの全長は4kmを超えるので乗車時間はおよそ30分ほど。
途中数箇所駅があるけど、まず降りる人はいないのでそのまま飛ばして貓空駅へ。


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こちらが貓空駅。
同じ車両に乗り合わせたママ友二人とキッズのグループともおしゃべり。
少し英語ができるので簡単な会話をし、あとはRubyが中国語で雑談していました笑
台湾の人はみんな丁寧で親しみを感じます。


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貓空周辺はいくつかレストランや展示場、自然にちなんだ場所があちこちにあります。

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とりあえず道に沿って歩き回ることに。
Rubyがレストランを決めておいてくれたけど、お腹がいっぱいすぎて何も食べる気がしない泣


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道の脇に出てくるレストランの数々。
貓空が山の中だけあって見晴らしのいい場所に建物が建っています。


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貓空だけあって猫も路上に落ちています。
人もそこまで多くなく、なんだかのんびりしてる雰囲気な一帯。


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駅からだいぶん歩いたところに貓空のお茶の展示場。
入場料無料なので少し覗いてみることに。

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屋内は静かな感じ。
お茶の展示物なので昔の器具や植物など渋い展示物の数々。

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中庭もあります。
綺麗に整備されてる。


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貓空周辺の食部の絵。
日本語でも書かれてますね。

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中国茶はこんな感じらしい。
小さな湯呑みで飲むのが日本酒の飲み方に似てる。


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展示場を出てもう少し行ったところ。
お茶畑が見えます。


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流石にここまで歩くとあまり人を見かけません。
お店も特にないので写真を撮って引き返すことに。

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戻る道の途中、小道に違う道を発見したので少し冒険。

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壺穴というのがあるらしい。
とりあえず進んでみると、
途中にお寺があり、そこでおじさんが一人手持ちの弁当で昼食中。

こんなところまでやってくる人はあんまりいないらしく中国語で声を掛けてきました。
自分は会話できるレベルではないのでRubyが応答(マジで助かる)。

おじさんは近所に住んでいて車で毎週貓空へ来て弁当を食べるんだとか笑
娘はYouTuberだとか、この先の壺穴はこんなもんだ、みたいな話を延々。


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そしてたどり着いた壺穴。
この橋の下にある水滴で穴の空いた石が壺穴だそう。

危うく見落とすところでした。
おじさん情報で気づけました。

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きた道の坂道を戻ってお店散策。
これは饅頭屋。

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お茶や果物を使った饅頭が並んでいます。
お茶と一緒に食べたら美味しいんだろうな。
生憎まだ空腹レベルではないので何も買う気がしません。。。

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とにかく何か食べれるレベルには落ち着いてきたので
Rubyが見つけてくれたお店へ行くことに。


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駅近くの見晴らしのいい場所に建つ建物の2階。
この小さな階段を上がったところがそのお店

四哥的店(Four Brothers Restaurant)


大きく日本語で書かれているのでわかりやすい。

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一階のお隣さんもシックなお店でいい感じ。


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階段を上がると店内はこんな感じ。
緑色がイメージカラーなのかあちこちに同じ色。

お店は3階建てになっているのでもう一階上がった景色のいい席へ。


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ガラスも何もないオープンな作り。
席に座って横をみると、ビックリしたことにロープウェーで相乗りしたママ友とキッズの一行もお昼の最中。少し雑談しながらメニューに目を通します。


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ちゃんとしたレストランなので値段は少し高め。
英語、日本語、中国語対応なのでめちゃわかりやすい。


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お茶を使った中国料理が色々あります。
どれも魅力的。
お腹の調子を見ながらオーダーしなくては。


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このお店のシグネイチャー的なチャーハン。
シーフードの入ったぱらぱら感が最高の一品。
中華文化圏は本場だけあって、こういった料理にハズレがありません。
味は当然の旨さ。面白い形もグッド!


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甘辛のタレに和えた鶏肉料理。
なぜか乗っかる鰹節。
これもご飯に合う一品。うまし。

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Rubyが既に狙っていたお茶をつかった饅頭。
小豆が練り込んであったり、それぞれに味が違います。
色合いがかわいい。

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案外一品一品が大きく、食べれる気がしなくなってきた頃、追い討ちで出てきた揚げた豆腐。
これは軽めで食べやすい。
しかし胃袋に余裕がない!


なんとか食べれるだけ食べましたが、どうしてもチャーハンと饅頭が食べきれない。
アジア圏旅行で胃袋一つは絶対足りないと実感。
残りはお持ち帰りすることでなんとか終了。



お店を出てすぐ近くのお茶やさんで少し休憩することに。

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大きめのテラスでソファに座って中国茶を楽しめるお店。

找茶屋 Found Your Tea


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お茶や茶菓子を楽しめます。
オーダーはやっぱり紙にチェックする方式。



とりあえずお茶だけをオーダー。
もう食べ物は入りません。
見晴らしよく、日没を見ながら飲めるお茶はかなり最高。
自分でお茶を淹れるスタイルなので、スタッフがお茶の淹れ方をその場でレクチャーしてくれます。

茶葉も渡してくれるのは丸ごと一袋。
好きなだけ淹れて好きなだけ飲める量。
余った茶葉はそのままお持ち帰り。

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こんな環境で旧友と過ごせる時間はとても貴重。
そしてこんな経験で中国茶が好きになってしまいました笑

オーストラリアのことや台湾のこと、
料理の話や将来の話など。

友達とは時間を隔てて会っても昔の感覚がそのまま感じられる貴重な存在です。
そこにこんな1ページができたのも素敵なこと。

台湾でいい思い出ができました。


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今日は台湾の友人Rubyと一緒に台北随一のお茶の名地

「貓空(Mao Kong)」

へ行く予定。



場所は先日行った深坑老街(Shenkeng old street)

の方面と同じ台北東側。


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のんびり宿の供用スペースで準備をしてからでかけます。


朝は台湾で特に有名な朝ご飯屋さん


「阜坑豆漿(Fu Hang Soy Milk)」


へ行きます。

ここはMichelin Bib gourmand(ミシュランビブグルマン)や
数あるYoutuberも紹介しているほどの有名店。


おそらく台湾へ旅行したことある人は行ったことあるんじゃないでしょうか。



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場所は台北駅の一個隣の善導寺駅の5番出口を出てすぐのビルの2階。


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到着したのはゆっくりめの8時頃。

”ゆっくりめ”というのは、ここが朝ごはん屋さんであるから。

開店朝の5時半で閉店がお昼の12時半という猛烈な朝営業。

台湾の友人Rubyが言うには、
以前11時頃に来たら既に売り切れていたので、
遅くても8時9時には行ったほうがいいと助言をくれました。


まあ、この時間に来ても見た通りの行列で、すぐに食べれるわけではありません。

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延々駅前からと続く行列。
ここに Rubyも来るはずですが、バスが遅れて到着できないとのこと。

ひたすら一人で待ち続けます。


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外回りの町が終わってもう少しで店内。

およそ1時間くらい並んでます。

並ぶのが嫌いな自分にとってこれは苦痛。

Rubyも到着したとの連絡があったものの、割り込みは原則禁止で
遅れてきた人は最後尾から並ぶのがルールだそう。

向かいのスタバで待ってるからゆっくり食べてきてって泣

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やっとお店が見えてきました。
1時間は並びました。

それと見かける日本人が多いこと。

台湾特有の朝ごはん文化とミシュランのお墨付き。
それに値段の安さもあって、とてつもない観光客人気です。

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実はこの場所フードコートの一角。
朝営業のお店が少ないのでほぼ阜坑豆漿の独壇場。

フードコートスペースでは全員が豆漿(豆乳)を食べています笑

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並んでいる途中から見える調理場の風景。
豆漿に使うものか、パンらしきものを丸い窯に貼り付けて焼いています。

この光景はワクワクします。

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メニューは至ってシンプル。

豆漿は甘いものとしょっぱいものの二種類。
あとは蛋餅(Dan Bing)と呼ばれるパンなど。


値段は一個AU$2くらい。
カウンターのおばちゃんも日本語ペラペラでオーダーできるので困ることはありません。

ただ何を食べるか決めておかないと、メニューを見てからオーダーまでがすごい短くて焦ることに笑

おばちゃん、口癖のように「一個100円。とっても安いよ」
って言っていたけど台湾の物価の値上がりで、
今やその倍していることに気づいてなさそうな感じでした。


※参考までに動画も貼っておきます。


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オーダーしたのは塩っぱい味の豆漿、中華ドーナッツの油条をサンドした蛋餅、ゴマの乗ったキャラメルパン。


急ぎでオーダーと支払いをしたので全部でいくらしたのか覚えてません笑
AU$10以下だったのは確か。6~700円くらいかな。。。

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ごま油がかかっていて風味豊か。
卵豆腐的な感じで結構大きさもボリュームがあります。
味もマイルドで軽く、食べやすい味付け。


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手前のサンドイッチが油条をサンドした蛋餅。
油条のサクサク食感がおいしく、パンにドーナツを挟むアイデアが面白いです。

これも結構大きいので、朝から食べるにはこれだけでお腹一杯になってしまいました笑

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これは小さく食べやすいサイズのキャラメルパン。
これは結局後で食べたんだけど、中にはクリームのようなキャラメル、パンはサクッとしていて軽い記事で日本のパンとは少し違った軽めな食感。
ふわっとしている日本系のパンとは違うのでスナック的な食感でした。


まわりは家族や友達、カップルで賑わう中、一人も黙々とグルメを楽しみ、
やっとのことで向かいスタバで待つ友人Rubyと合流。


彼女はもともとオーストラリアのクッカリークラスで同じクラスだった人。
コーヒー大好き人間なので、その後近くのおしゃれコーヒーショップに行きたいとのことで直行しました。

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前のお店から歩いて10分ほど。

向かったのは

「Simple Kaffa Flagship store」


というコーヒー専門店。

佇まいからしてモダンな作りに小洒落たデザイン。

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メニューもかなりのバリエーションがあります。
コーヒーも産地や豆の種類が表記されていて、その都度ブレンドして抽出してくれます。
手間がかかってる。。。

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小分けにされた豆をその都度グラム単位で調整して抽出。
オーダーしてから少し待たされますが、その光景を見てるのもまた楽しい。

周りのお客さんもおしゃれ感度が高そうな人ばかり。
値段も一杯NT$200(AU$10)ほどするのでかなり高い設定。
(コンビニで買うコーヒーはその4分の1で二杯買えます笑)

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台湾の最近のお店って日本の最近のお店と雰囲気が似てます。
サービスも丁寧で、仕事も熱心。

こういった価値観の相似が日本と台湾が仲のいい理由なのかも。

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お店の雰囲気はこんな感じ。
オーストラリアもコーヒー人気だけど、ここまで凝ってやってるお店は見たことがないかな。
緻密さや清潔感は東アジア特有の感性かも。

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しばらく待ってゲットしたコーヒー。
うまし。

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本当はもう一人Winnyという友人も参加する予定だったけれど、子供の都合で来れなくなったとのこと。
少し貓空(Mao Kong)へ行くには時間があるので、近場の観光スポット

「Huashan 1914 Creative Park」

でおしゃべりしながらコーヒー。
ここはいろんな展示をやっていて子供で賑わっていました。
古い建物に新しい展示物。
よく舗装された道に日当たりのいい広場がいい雰囲気。

そんな中で久々に会う友人と話すことはさまざま。
オーストラリアに行ってから帰国すると患う文化ギャップや哀愁などなど。
それは台湾人でも同じらしい。

生きる場所を選択するのって人生にとってとてつもなく重要。

そんな話をしながらコーヒーを飲み終えました。
 

道路を登り続けて30分。
やっと見つけた登山道。

これが延々と続く石階段地獄。

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もののけ姫さながらの苔のむし様。

終わりなく続く石階段がずーーーーーっと続きます。


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しばらく登ると看板が。
この山、頂が何個かに分かれるらしい。
時間がタイトなのでさっき見た看板の登頂時間を参考に一番近そうな皇帝殿西峰へ向かいます。


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階段地獄が終わると足場が悪くなり、ところどころでロープが出てきます。
ちょっとアスレチック感があって楽しい。

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もう少しで天王殿。

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道が狭く、足場はゴテゴテ。
周りに誰もいないけどちゃんと帰れるんだろうか。


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時間にして4時頃。
やっと西峰到着。
足場は面白いけど、頂上は微妙。
看板しょぼすぎじゃないか笑

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案外簡単に西峰に到達できたので、きた道を戻り、
逆サイドにある東峰へ向かいます。
そこを超えると一周してもと来た入り口へ下山できるというルートがあるらしい。

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東峰になると大型の岩場を潜っていく道が増えます。
高さ10mほどの崖を鎖に捕まって登る道も。
足だけじゃなく手も使って上スタイル。

岩の下も潜ったりと自然満喫できます笑

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もう登山してるのかアドベンチャーしてるのか不明。
ただひたすら頂上を目指し、日が沈む前に下山することに必死です。


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そしていよいよ。

到着した頂上は少し崖っぽく切り立った岩の上。
すぐしたは木がたくさん生えてますが、頂上は岩場なので草すらありません。
幅は人一人が歩けるだけのスペース。

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写真撮りました。
格好カジュアルだな笑


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少し休憩をした後は
看板を頼りに下山します。
山自体はそこまで高くないので下山は楽勝。

しかし、途中で大事なことに気づき鞄を開けます。


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お昼前に台北駅で買った洪瑞珍(ホンレイゼン)のサンドイッチ。。。
アドベンチャーに夢中ですっかりわすれていました。

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すっかり変形してしまったサンドイッチ。
しかしながら味は美味しい。
甘めのマヨネーズに柔らかいパン。
ハムとチーズも柔らかく、すごくマイルドな味わい。
この味はオーストラリアにはないテイスト。
めちゃ美味しいサンドイッチでした。

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なんとか日没前に下山完了。
あとはバスを待つだけ。

5分ほど待っていると
ローカルのドライバーさんがもうバスは来ないと教えてくれました。
田舎すぎてバスがないのか。。。
結局そのまま車で近くの観光地まで送ってくれました。
優しい。

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近くの観光地というのが
深坑老街(Shenkeng old street)


赤提灯とレンガ作りの建物が立ち並ぶいい雰囲気の街。


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豆腐を発酵させた調味料?のお店。
いろんなフレーバーがあるみたい。

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レストラン、アイスクリーム、マッサージ、お土産やと色々なお店が並びます。

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刀を使ったマッサージショップ。怖い。

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台湾の駄菓子?屋。
昔の駄菓子屋っぽい雰囲気。

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キョンシーに出てきそうな雰囲気の建物。
霊幻道士大好きだったので、この雰囲気がたまりません。
ただしキョンシーの舞台は香港。

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ところどころで見かける昭和の日本。
日本が失ったものを台湾は大切にしている気がします。



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ちなみにこの老街は台湾で悪名高い臭豆腐で有名らしい。
台湾に来たなら食べなければということで、ここ一番の臭豆腐店を探します。

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途中にあるお寺。
道教が盛んな台湾では道教のお寺はカラフルで豪華です。

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老街の端までくるとやっと見つけた臭豆腐のお店。
深坑古早错臭豆腐(Guzaocuo)

すでにお店は賑わっており少し待つのかなと覚悟。


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なんと向かいに別のスペースもあるとのことでそっちへ向かいます。
待つことなくして夕食へ。

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色々ある臭豆腐の鍋。
麻辣が美味しそう。

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最初に出てきたのが臭豆腐を揚げ甘酸っぱいピクルスで和えたもの。
豆腐の周りがサクッとなっていて甘酸っぱい味とあいます。

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出てきた麻辣臭豆腐。
茶色いのは豚の血を固めた豆腐。
味はそんなに悪くないです。

鍋の味は色の割にはそこまで辛くなく、野菜や肉の旨みが合わさってご飯との相性がいいです。

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台湾のアップルサイダー。
オーストラリアではアルコール入ってたりするけど、これは完全にジュース。
微炭酸で疲れた後は特にうまし。


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夕飯を満喫して出ると外は真っ暗。
ちょうどいい時間でした。

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最後に臭豆腐のスティックを購入。
ピーナッツパウダーにピクルスを添えてくれます。

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値段もストリートフードらしいお手頃値段。

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老街の入り口にベンチがあるのでそこに座ってスティックを味わいます。
お香の香りに聞こえてくる中国語など、日本やオーストラリアとはまた違った雰囲気に違った感覚を覚えます。
こうやって経験することで異文化を理解し、
いいところを見出して自分の世界が広がっていくんですね。

こういった独自の料理や文化を日本やオーストラリアで触れても
現地で経験できるほど好意的に受け取れるということはないでしょう。

海外旅行で得られる大きなものは
こういった世界を広げるという経験なんでしょう。

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臭豆腐は独特の香りで臭いけど、
味は美味しいですね。
深坑老街、いいとこでした。

特に麻辣はピリ辛の風味で臭豆腐と相性が良かったのでおすすめ。

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台北に戻ると
最後に少し街歩き。

台北101を間近に散歩して1日終了。

ダンスを練習する若者に太極拳をする高齢の方々。
世代によっての違いが同時に見れて、台湾の時代の移り変わりも間近に見れました笑

10年ぶりに訪れた久々の台湾。
まだ中心街を見てないけど、結構楽しんでます。


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今日は一泊した桃園を離れ台北へ移動。

移動はバスで行きます。


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バイクでバス停まで送ってもらい、バス停でしばらく待ちます。
まだ朝なので人はまだいません。

ちょうどバス停の向かいでお葬式の準備中。
ピンク色のひらひらで家を飾っています。
聞いた話によると80歳以上で亡くなった方はピンク色の装飾で葬儀を行うのだとか。
ということはこの葬儀は大寿を全うされたということか。
少し違った文化。へー。
(ちなみに90歳を超えると赤色だそうです。)


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バスは昭和の雰囲気。
テレビもついているけど電波悪くてよく止まります笑
バスで台北まで1時間ほど。
景色を見ながらゆっくり移動。

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台北での宿泊先はバックパッカーを選びました。
台北駅のすぐ裏で、雑居ビルの9階。
まだ朝早いので周りのお店もやっていません。


都会的な少し小洒落た雰囲気のバックパッカー。
3日一人部屋に泊まってAU$200ほど。

Mr Lobster's Secret Den Design Hostel


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共同スペースは9階だけあって日光が常に差し込んでいます。

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ちょっとした本と共同ランドリー、簡単な調理設備があります。
とりあえずチェックインを済まして荷物を下ろします。

今日はこれから台北郊外の山、天王峰へ登山に行くのです。

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宿を出てすぐ横には台湾らしいクラシックな雰囲気のお店が列をなしています。


大稻埕米粉湯

 

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お店は米麺のお店らしく、そもそもメニュー表記すらないというお店。

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豚肉を茹で生姜の千切りに
台湾特有のとろみ醤油、醤油膏(ジャンヨウガオ)とチリソースをかけたもの。

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奥に見えるのが豚のモツ煮。ソースは同じ。
手前が豚肉の茹で汁のスープに浸った米麺。

豚骨ラーメンみたいな風味に、薄口の味わい。
醤油膏の甘味と旨み、生姜のシャープな味がバランス良くて美味しいです。

後味は全体的に軽め。
ラーメンとは違った風味で朝から食べても重くないです。


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歩いて10分しないほどで台北駅。
これは台北駅の構内。
無駄に広い空間だけど、ここで何か催し物をするというわけでもなさそう。
日中は誰かが座って待ち合わせをしています。

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電車に乗る前にスナックを購入。
台湾の朝食はクラシックな中華朝食派と洋風なサンドイッチ派に分かれるみたいで、
カフェに行くと結構サンドイッチを売っています。

そんな中でもサンドイッチで特に有名なお店が洪瑞珍(ホンレイゼン)。
最近は日本にも出店したみたいですね。

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昔はこの半額くらいの値段だったそう。
NT$39なのでAU$2くらい。
オーストラリアなら平気でAU$7−8はするのでまだ良心的な価格。

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 シンプルなハム、チーズ、マヨネーズ味を購入。
登山途中で食べるように鞄にしまっておきます。

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行き先の天王峰は台湾動物園のさらに奥へ行ったところ。
地理的には台北の東で、山間のため街はありません。

動物園駅の一個手前、木柵(ムーチャ)駅でバスに乗り換えます。

ちなみにこの木柵というのはお茶で有名な地域。
鉄観音(ティーグアンイン)茶というウーロン茶に似た中国茶の栽培をしています。


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バス停は駅のすぐ向かい。
この時まだ3月ですけど、日差しが強く温かい日。


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行き先が何個かに分かれるので行き先を確認してしばらくバスを待ちます。

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待ってるだけも退屈なので、バス停の近くのローカル食堂で飲み物を購入します。
こんなクラシックな雰囲気のお店でも持ち帰り用のプラスチック容器に封入してくれるので便利。

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ドリンクを待っていると予想に反して早くにバスが来たので
急いで会計をすましバスに飛び乗ります。

暑い日差しの中に冷たいドリンク、
静かな田舎を進んでいくバスに揺られていくこの感じ。
すごい夏休み感。

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バスで30分ほど、山間の間で降りるともう農家かお寺しかない雰囲気。
なんだかんだで午後3時といい時間。
今から登山なんかして大丈夫なのかと不安になる時間です。


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手元にGoogleマップしか情報がないので、看板を頼りに道路を進んでいきます。
バス停から坂道を登り続けて20分ほど。
途中のゴミ処理場横に捨て猫の群れが。

一匹がすごい人懐っこく後を付いてきます。
かわいい。

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もう少し登るとやっとそれらしい雰囲気。
これは車でくるべき場所だなと実感笑

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もう色褪せて何の情報も読み取れない案内図。
登山者も周りには見ないし、台北に住んでる友達も知らない山と行っていたので
結構マイナーらしい笑

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この看板を写真に撮り、これを頼りに何となく登山を進めます。

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やって見つけた登山道。
既に道路を30分ほど登ってきているけれど、これからが本番だ。

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